これが噂のズミクロン
林艮的レンズ迷鑑#11
ズミクロン-R 50mm F2。
解像力と抜けのよさで名高いレンズ。

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レンズ構成:4群6枚
絞り羽根:6枚
最短撮影距離:50cm
フィルター径:55mm
重さ:290g


ライカのレンズは明るさ別に名づけられていて,
F1~1.2がNoctilux,
F1.4がSummilux,
F2がSummicron,
F2.8~4がElmar/Elmarit
というラインナップになっているらしい。

戦前のライカ用レンズの代表がエルマー50mm/F3.5だとすれば,
戦後はズミクロン50mm/F2。
L型用として1953年に登場し,翌54年にはM3とともにM型用,
そして1964年には一眼レフ・ライカフレックス(のちにR型)用がつくられたそうな。

当初は6群7枚だったレンズ構成が,
5群6枚,4群6枚へと変化している。
R型初代は5群6枚,2代目(1976~現行)は4群6枚。


例によってフジヤカメラで安かったので,後先考えずにゲット。
例によってピノさんで試し撮り。

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F2開放・・・ピントは目に合わせた筈だけれど,ちょっと後ピン。

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こちらは,鼻にピント。

それにしてもピノさん,「あい~ん」状態になってきちゃいましたな^^;


Summicron-R 50mm F2,
Canon EOS20D.
by lin_gon | 2008-06-21 12:19 | Summicron/Summaron


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