林艮的写真機迷鑑(2)「カメラロボット」Canon A-1
プロ用35ミリ一眼レフといえばニコンの独壇場だった1971年,F-1で殴り込みをかけ,
1976年のAE-1で大衆のシェアを奪ったキヤノンが,
世界初の両優先オート一眼ミノルタXDに遅れること1年,
1978年に登場させた世界初のプログラムオート入りマルチモード一眼レフが,これ。
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電池がないと動かないものの,
カラクリのようなゴツゴツした機械仕掛けが楽しい,「カメラロボット」(当時の売り文句)
キヤノンA-1であります。

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キヤノン得意のシャッター速度優先(Tv)に加え,

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キヤノン初の絞り優先(Av),

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そして記念すべき(?)一眼初の「P」の文字。

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なぜか頑なに拒んできた露出補正もようやく入り,
もはや現代の一眼にないものは,ワインダーと「評価測光」のみという進化型。
・・・あ,視度補正もないか。

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マニュアル露出だと設定絞り値がファインダーに表示されなかったりする使いにくさはあるものの,
ゴリゴリした巻上げの感触は,「フィルムで撮ってるぞ~」という感覚を,
いやが上にも高めてくれること請け合いであります。

Carl Zeiss Makro-Planar 60mm F2.8C,
Canon EOS50D.
by lin_gon | 2010-03-18 03:22 | Planar


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