Elmar on Canon P
林艮的レンズ迷鑑#9
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ライツ・エルマー5cm F3.5。
1930年,ライカがレンズ交換式となったときの,最初の標準レンズ。
その後およそ30年間,第一線に立ち続けた名レンズである。

3群4枚,テッサーに似た構成だが,
絞り位置が1~2枚目の間で,2~3枚目の間であるテッサーとは,発想からして異なるのだそうだ。

この個体は,製造番号からして1945年製。
おそらくは辛うじて戦後の作である。

絞りはいわゆる「大陸系列」,つまりは「3.5, 4.5, 6.3, 9, 12.5, 18」というラインナップ。
クリックストップはない。

沈胴するから,携帯性がよい。
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ライカのボディは値が張るから,つけたボディはキヤノンP

目の覚めるような等倍ファインダーが秀逸。
(ファインダーが絶賛されるライカM3でさえ,倍率は0.91倍だそうな)
両目を開けて見つめると,カメラが視界から「消える」のである。

デザインも,なかなかオシャレ。
ずっしりした総金属製の質感もよい。


で,60年以上前のエルマー君の写りはというと・・・

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おそらくはノンコートだろうけれど,逆光でも意外に使える。


Leitz Elmar 5cm F3.5,
Canon P,
DNP Centuria 100,
Epson GT-8700F.
by lin_gon | 2008-06-04 00:51 | Elmar/Elmarit


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