<   2008年 05月 ( 27 )   > この月の画像一覧
8枚玉スーパータクマーの謎
林艮的レンズ迷鑑,番外編。

まずは,間違いさがし。左と右とで,どこが違うでしょう?
d0123171_1154777.jpg

とりあえずの答え:
左はPentax SV + Super-Takumar 50/1.4。
右はPentax SPF + Super-Takumar 50/1.4。
レンズは同じかって?・・・同じようで違う,違うようで同じ・・・

  ◇  ◇  ◇

かつて,一眼レフの最初のレンズといえば,「標準レンズ」50mmか55mmだった。
明るさは,F1.8~2がエコノミークラス,F1.4がビジネスクラス,という感じ。
(F1.2というファーストクラスもあったが,バカ高かった)

レンズ構成はたいてい,エコノミークラスが5群6枚,ビジネスクラスは6群7枚だった。
レンズ枚数が多いということは,収差の補正に気を遣っているということだろう。
(コーティングの技術がよくなければ,枚数が増えると,収差の補正と引き換えにコントラストは落ちるのだが)

50mm/F1.4でダブルガウス型6群7枚構成の先駆けとなったのは,
庶民の味方ペンタックスの,スーパータクマーだったそうである。

ところがそのスーパータクマー50/1.4に,8枚構成のもの(Model I:前期型あるいは初期型)が,少数存在するという。
少数限定となると(それでいて値段は安いとなると),がぜん興味が湧いてしまう。

だが,分解してレンズの枚数を数えるわけにはいかない。
さいわい目印があって,それは書体と銘板の記載順序だという。
重さもちがうらしいが,店頭で量るわけにはいかない。
オークションではなおさらである。

そのことを知ってから,何かにつけ探していたのだが,
そもそも見かけるスーパータクマーは55/1.8ばかりで,50/1.4そのものが少ない。
まして書体の異なるものとなると,いっこうに見つからなかった。

その8枚玉が最近,相次いで見つかった。
まずはeBayで。だが届いてみたらカビカビで,即返品。
その後,ヤフオクで。これはまともだった。
比較のために,7枚玉も1本仕入れた(はずだった)。

d0123171_121510.jpg

左が8枚玉の特徴といわれる Futura っぽい書体,
右が7枚玉の証拠といわれる Helvetica っぽい書体。
(違いがいちばん顕著なのは,「a」の文字)。
シリアルナンバーの記載場所も異なる。

7枚玉は,屈折率を上げるためにトリウムを含み,放射線を発するらしい。いわゆる「アトムレンズ」である。
その放射線が,経年変化でレンズを黄色く(さらには茶色く)変色させるらしい。
ところがこの2本,並べてみても,色では区別がつかない。
黄色く見えるのはコーティングの色であって,黄変しているわけではない(と思う)。

重さを量ってみる。すると・・・
フーツラ君,公称245g(※1)のところ,
d0123171_1263368.jpg

まあ,誤差の範囲内だろう。
一方ヘルベチカ君は,公称238g(※2)のはずが,
d0123171_1273858.jpg


なんと,まったく同じ!


アトムレンズの黄変もなく,重さも同じ。
これは,どういうこと?
もしかして,ヘルベチカ君も8枚玉なの?

カギは,シリアルナンバーにありそうだ。
確認できた8枚玉のシリアルの最後のものは,134で始まる。
確認できた7枚玉のシリアルの最初のものは,142で始まる。
そしてこのヘルベチカ君は,138・・・ちょうど中間。

どうやら,書体は7枚玉と同じで,中身は8枚玉,というものが存在するようだ。
こうなると,明らかに7枚玉とわかっているものを仕入れて比較しないと,
そして,どこから書体が変わり,どこから7枚玉になったのかを知らないと,
気がすまなくなる。

完全に病気であります^^ゞ

  ◇  ◇  ◇

それにしても,まったく同じレンズを2本買っちゃったわけか・・・^^;

(「解決編」へつづく ^^ゞ)

※1,※2:朝日ソノラマ刊「カメラレビュー・クラシックカメラ専科 No.30 『ペンタックスのすべて』」 p54 による。
by lin_gon | 2008-05-31 01:45 | Pentax/Takumar
カルガモ一家
d0123171_2313471.jpg


d0123171_2315150.jpg

ボン・ボワイヤージュ・・・


Sigma Apo 135-400mm F4.5-5.6,
Pentax K10D.
by lin_gon | 2008-05-29 02:43 | Sigma
カワセミランチ
カワセミさんを食べちゃうわけじゃないです・・・当たり前か^^;

お昼頃,石神井公園へ行ったら,
ちょうどカワセミコさんのお昼ご飯に遭遇。

d0123171_23111439.jpg
捕獲成功。


d0123171_2312109.jpg
タタキにして,


d0123171_2311554.jpg
いっただっきま~す。


d0123171_23122443.jpg
けふっ。


Sigma Apo 135-400mm F4.5-5.6,
Pentax K10D.
by lin_gon | 2008-05-27 23:16 | Sigma
伸びたなあ・・・
背が伸びて,
ベッドやソファに自力で上がれるようになりました。
・・・ピノさんの重みで目覚める今日この頃であります^^;

d0123171_1125856.jpg

毛も伸びたなあ・・・
目が隠れちゃうと,どっち向いてるかわからなくなる・・・^^;

あ,でもこうしてると,いちおう犬に見えません?
舌がポイントかな?^^


Sigma 30mm F1.4,
Nikon D40.
by lin_gon | 2008-05-26 11:35 | Sigma
オリンパス・ペン
久々に,銀座で中古カメラ店めぐり。
レモン社で,黒いオリンパス・ペンSを発見。

d0123171_10544490.jpg


ある年代以上の人なら,とくにカメラ好きでなくてもたいてい知っているオリンパス・ペン。
一世を風靡したハーフサイズカメラのシリーズで,
OM-1・XAとともに,米谷さん率いるオリンパスの傑作。

1959年の初代Penに続き,
Pen S(1960)
Pen EE(1961)
Pen D(1962)
Pen W(1964)
そしてハーフサイズ一眼レフという稀有の存在,Pen F(1963)
が発売された。

その,Pen Sである。
掌に収まる小さなボディに,機械がみっちり詰まっていることを感じさせる重みがいい。
距離計も露出計もないから,ピントは目測,露出はカン。その潔さがいい。
フォーカスリングの2mと5mに,クリックストップがあるのもいい。
後塗りの黒だが,手工芸品のような風合いがまたいい。

d0123171_11454045.jpg


早速,石神井公園で撮ってみた。

(うちのスキャナでは,ハーフサイズをうまく認識しない。
トリミングで切り出せばいいのだが,面倒なので2枚セットで。
おまけになぜか上下が切れる。
そもそも厳密なフレーミングをするカメラじゃないからいいんだけど・・・)

d0123171_11234110.jpg


d0123171_11235975.jpg


d0123171_11241973.jpg


d0123171_1124343.jpg


d0123171_11245590.jpg

Olympus-Pen S (2.8),
DNP Centuria 200,
Epson GT-8700F.

まあ,写りじたいは,特筆すべきことはありませんな^^;


レンズはDズイコー3cm(!)/F2.8。
Dということは,4枚構成(たぶん3群)。
最小絞り22。
絞り羽根6枚。
最短撮影距離60cm。
フィルター径22.5mm。
シャッター速度:B,1/8~1/250。
重さ390g。
なお,後期型はイージー・ローディングになり,ファインダー枠がプラスチックに変更されているらしい。
by lin_gon | 2008-05-24 11:57 | Zuiko
コスモス咲く
去年買ってきた鉢植えのコスモス
種をつけなかったなあ,残念,
と思っていたら,

いつのまにやら庭の地面に種が落ちていたのか,
今年になって芽が出てふくらんで,
花が咲いた^o^

d0123171_1050448.jpg


咲いた花はまだ1つだけれど,
つぼみがいくつかあるので,楽しみ^^


Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL,
Pentax K10D.
by lin_gon | 2008-05-23 10:53 | Apo-Lanthar
ピノさんまくら
枕とカバーのすき間にもぐりこみ,
枕と一体化してまったりピノさん。
d0123171_12173841.jpg

お口とお鼻が見えてます。


d0123171_12175598.jpg

よっこらしょ。


Sigma 30mm F1.4,
Nikon D40.
by lin_gon | 2008-05-22 12:21 | Sigma
エゴノキ
近所に,大きめの家一軒分ほどの広さの雑木林が,こぢんまりと残されている。
今その林で,小さな五弁の白い花をたくさん咲かせている木がある。

d0123171_10105298.jpg


何だろうと思って調べてみたら,
エゴノキ
というのだそうな。
雑木林では,ごくポピュラーな木らしい。

d0123171_1011480.jpg


散るときは,花がまるごと落ちる。
まさしく「落花」

d0123171_1013174.jpg


林間の道は,落花の絨毯。
踏むのがかわいそうで,歩くのがはばかられるほど・・・

d0123171_10152413.jpg



Macro Apo-Lanthar 125mm F2.5 SL,
Pentax K10D.
by lin_gon | 2008-05-21 10:20 | Apo-Lanthar
ピノさん新説
d0123171_12314619.jpg

花と草が大好きなピノさん。
家の前の駐車場の隅に咲くこの花が,とくにお気に入り。
d0123171_12452084.jpg

散歩に行くと,まずこれを愛でる・・・
のではなく,食べる^^;

とにかく何でも食べるピノさんである。

以前は気づかなかったが,
道にはいろいろイケナイものが落ちている。
ゆっくり散歩していると,すぐに立ち止まって,
食べそうになるのでいけない。

そこで,走ることにした。
走るのも大好きなピノさんである。
走れば,イケナイ落し物に気をとられることもない。

ある家の前を走っていたら,外にいたマルチーズがついて来そうになった。
飼い主のおばさまが,リードを握っていなかったようだ。
あわてて立ち止まって,ちょっと立ち話。

おばさま曰く,
「犬ですか?」
やはり犬には見えないらしい。
「イノシシの子かと思った」

熊,猫,猿に,イノシシ説が加わった・・・
ピノさん,君の正体は,いったい何?

d0123171_12441271.jpg


ギスモ(あるいはグレムリン)という説が最有力ではないかと,
林艮的には思っているのだが・・・
by lin_gon | 2008-05-20 12:47
花虻
d0123171_12464931.jpg


d0123171_1247118.jpg


ホソヒラタアブ(ハナアブ科)かな?


Sigma Apo 135-400mm F4.5-5.6,
Pentax K10D.
by lin_gon | 2008-05-19 12:48 | Sigma